もしもあの事故がなかったら。ある木工好きなおじいちゃんのお話「Unfinished Stories: The Tree House」
Howard Steinさんは教師生活を終えた、木工好きなおじいちゃん。
これからは愛する孫娘と楽しく暮らす老後が待っている、はずでした。
運が悪かったといえばそれまでかもしれない。
ある日、ハワードさんはGPSに気を取られたトラックに撥ねられてしまった。
そしてそのまま帰らぬ人に・・・
もしもあの事故がなかったら、きっと孫娘のためにツリーハウスを作ってあげていたことでしょう。
作ってあげたツリーハウスに閉じこもる孫娘。
そのせいでおじいちゃんと遊んでくれない。
でも孫娘は、実はおじいちゃんをびっくりさせたくて、ツリーハウスの部屋を飾っていたのです。
きっと、そんな未来が待っていた、はず。
でもこれはアニメーション。
真実は、エピソードがはじまるまえのバッドエンドでした。
アメリカではよそ見が原因での交通事故死者が一日9人にもなるそうだ。
その全ての被害者に、まだ続くはずだった人生のストーリーがあったのだ。
これ以上多くの「未完のストーリー」を増やさないで。
トラベラーズインシュアランスによる啓蒙アニメーションなのでした。
- 2019-04-03 (水) 8:31
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