男性より賃金が低い女性の感覚がわかるChrome拡張機能「Lady Dollars Extension Rate Tool」
アメリカでは1963年に性差別のない均等賃金に関する法律ができた。とても良いことだ。しかし現在も男女間で賃金差はあり、このペースだと本当に賃金差が解消されるのは2152年になってしまう計算だという。なぜなのか・・・
賃金差があるとは言うものの、男性は身をもってその現実を理解することが難しい(自分の賃金が低くなるわけでもないから)。そこで考え出されたのが、このChrome拡張機能。
ChromeブラウザにインストールしてAmazonやebayなどECサイトを見た時、商品価格と共に「Lady Dollars」という独自通貨単位の金額が表示される。
この「Lady Dollars」は通常の商品価格よりも高い。
たとえば100円持っている人と50円持っている人がいるとしよう。
20円の駄菓子を1個買う時、二人の感覚は違う。
100円持っている人にとっては手持ち額の1/5だけど、50円持っている人にとっては1/2.5だからだ。同じ感覚になってもらうには、100円持っている人に対しては同商品が40円であればいい。
「Lady Dollars」はこの発想だ。
表示されている金額を計算してみると、実際の商品価格が約83.333%なるように「Lady Dollars」価格が表示される。
逆に言うと、商品価格/0.83333*100=Lady Dollars価格 ということだ。
それに当てはめると、商品価格100円のものは120Lady Yenになる。
自販機のジュースの価格が上がったような感覚なのか。
→Lady Dollars
https://www.ladydollars.com/
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