綺麗なトレーラー型公衆トイレでガソリンスタンドの魅力を伝える「ALE Banheiro na Estrada」
車で遠出する時、道中でトイレに行きたくなりますね。
今の日本ならサービスエリアや道の駅、コンビニなど綺麗に維持されているトイレは多いので、それほど困ることもないでしょう。しかし海外ではそうはいかない。
ガソリンスタンドのトイレでさえ、汚れたままになっていたりする。
ブラジルでもそうだ。
あんまりそういうトイレで用を足したくはないですよね。
そこで、ガソリンスタンドのALEが、綺麗な公衆トイレを組み込んだトレイラーを開発。ブラジル国内に走らせ、ライバルのガソリンスタンドの近くに停車させた。
トレイラーの側面には「トイレがよろしくなかった?ならALEのトイレをお使いください」というメッセージが書かれてある。
綺麗なトイレが使えるということで、旅行者には好評だ。
ライバルのガソリンスタンドの店員には嫌な顔をされるけどね。
こういうことをやることで、「ALEのガソリンスタンドに行けば綺麗なトイレが使える」という意識付けができる。つまり付加価値をアピールすることで、本業の利益に繋げる作戦なのだ。知っていれば、二つのガソリンスタンドを選ぶ際にプラスに働きますからね。
冒頭にも書いた通り今の日本ではトイレ問題はあまり考えなくて良くなりましたが、何年か前に日本でもコンビニのトイレが徐々に広く綺麗になっていったり、サービスエリアのトイレが豪華になったりしていました。つまりはこれと同じですよね。それによりいろんな場所のトイレも綺麗になっていったので、どこかがメリットがあるとわかってやりだすと社会全体の美的・衛生的環境水準の引き上げにもつながる可能性があるってことですね。
- 2016-07-28 (木) 7:51
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