溺れて亡くなった船乗りから作られた、オーガニックな魚のエサ「Don't end up as Fish Food」
デンマークのフィッシングショップに、すごいボトルが並んでいます。
それは魚のエサ。
ただのエサではすごくない。
溺れた船乗りから作られた、オーガニックなエサだからビックリなのだ。
でも倫理的に大丈夫？
なんか気持ち悪くない？
大丈夫です、実際は死体からエサなんて作っていません。
ではなぜこんなものが店頭に？
デンマークでは海難事故が多く、レジャー客だけではなく漁師たちが亡くなっているそうです。しかも大半は高齢者。そこで海に行く前にしっかり準備してもらうための意識付けに、このエサが考え出されました。店頭に置いてあったら見てしまいますものね。
ボトルの裏には「航海について学ぶ」「しっかりした計画を立てる」「陸地への通信手段を持つ」「ライフジャケットを着用する」など、もしもの時のために大切なアドバイスが書いてあります。
「魚のエサになりたくないならしっかり準備して行け」
そんなメッセージなのです。
- 2016-07-14 (木) 8:16
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