誰かが立ち歩いていると警告音が鳴り映像が止まる映画館。フォルクスワーゲンによる「CINEMA PEDESTRIAN DETECTION」
スペインはマドリッドのとある映画館。これから上映前の予告映像が流れ出すのですが、本編上映前とあってまだ館内を歩く人がいます。そんな人たちがいたら警告音が鳴り響き、予告映像が止まってしまいました。どういうことなのでしょうか。
歩いていた人が席に着くと警告音がやみ、こんなメッセージが表示されます。
“フォルクスワーゲンの新型パサートには、歩行者検知機能が搭載されています。もし歩行者を検知したら、車は停車します。”
もちろんですが、車に搭載されている歩行者検知機能は、どんな歩行者でも検知したらブレーキが効くわけではなく、車がぶつかりそうな歩行者を検知してブレーキをかけるシステムです。映画館では「ぶつかる」かどうかは関係ないので、歩行者がいたら映像を止めていたというわけですね。
歩いていた観客が、なんだか悪者扱いされた気持ちにならないかが心配ではあります。
- 2015-05-19 (火) 8:38
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