近い将来、砂浜での遊びは博物館でしか見られなくなるかもしれない「SAUVONS LES PLAGES」
燦々と降り注ぐ太陽の光を全身で受け、砂浜に寝そべるマネキン。
タイトルは「日光浴」。
ビーチボール遊びをする家族のマネキン。
タイトルは「ボールゲーム」。
夕陽のビーチで若者たちが焚き火を囲む。顔と顔を寄せ合うカップルのマネキン。
タイトルは「ファーストキス」。
昔の人はこうやって砂浜で遊び、恋をしていたんです。
そんな展示が、将来の博物館では見られるのでしょうか。
2100年には世界の砂浜の90%が消失してしまいます。
そんな予測をウソにしましょう。
サーファー目線で環境保護を訴えるSurfrider Foundationによるオピニオン動画でした。
ところで2100年に砂浜の90%が消失というのはどういう状況か。
環境省による「地球温暖化の影響・適応 情報資料集」によると“IPCCでは2100年までの海面上昇を18~59cmと予測しています”とあります。また、同省による「地球温暖化資料集」によると“温暖化により海面が1m上昇すると、砂浜面積の90%が消失。”とありますので、このあたりのことなのでしょう。
- 2015-05-12 (火) 8:35
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