肢体が不自由な人にもピアノを奏でる喜びを！ユニバーサルピアノを開発する共同プロジェクト「Eye Play the Piano」
ピアノは手足を使って弾く楽器ですから、手足が不自由だと思うように音を出すことはできません。しかし手足を使わなくてもピアノを弾けるようにできないだろうかということで、筑波大学附属桐が丘特別支援学校とFOVEがユニバーサルピアノを開発する共同プロジェクトを立ち上げています。
このユニバーサルピアノシステムにはヘッドマウントディスプレイ『FOVE』を使用します。FOVEは視線追跡機能を持っているため、独自のプログラムにより目の動きからピアノを演奏することが可能となったのです。コードや音階を表すインターフェース上で視線を動かし、瞬きをした時に連動させたピアノから音が鳴る仕組みになっている。
メイキング映像がこちら。
「意識して瞬きするのは大変だった」「ピアノらしいダーンという音と自分にも少し振動が伝わるような感じが、歓喜の瞬間でした」
FOVEを使った演奏も簡単ではないと思うのです。それでも自分の意志で動かせる目を使って練習し、それが結果となって自分に返ってくれば喜びも大きいことでしょう。自分にもできるという自信にも繋がるのではないでしょうか。
私たちは、このEye Play the Pianoデバイスを全国の135校(部門のみも含めると334校)の
肢体不自由特別支援学校に寄付することを目指し、現在JustGivingを通じてクラウドファンディングを行っています。
とのことで、この共同プロジェクトでは現在クラウドファンディングでEye Play the Pianoの普及活動のための資金を募集されています。
→Eye Play the Piano
http://eyeplaythepiano.com/
→Eye Play the Pianoの普及活動 - JustGiving
http://justgiving.jp/p/1809
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