笑った分だけ支払い額が増えるコメディーショーのシステム「Pay per Laugh 」
財政危機の叫ばれるスペインでは、政府が付加価値税割合を増やす決定をした。劇場でのチケットにかかる税も8%から21%に引き上げられる。お客さんが来てくれなくなることをおそれた劇場側は、笑った分だけ払えばいいシステムを導入した。
顔認識システムを用い、コメディーショーで一回笑うごとに30ユーロセント(約42円)が代金に加算されていく。全く面白くないコメディーを見せられてチケット代もそこそこの額を取られるということがなくなります。もちろんどれだけ大笑いしても上限24ユーロ(約3320円)と決まっているので、笑い過ぎの心配はあまり必要ない。笑いに来てるわけですしね。
これにより税率アップにもかかわらず劇場の入場者は増えたそうで、このシステムを使えば笑い以外にも泣いたり怒ったりといった感情を支払いに結びつけることができますね、という話。芸人さんにとってもモチベーションがあがりそう。
- 2014-06-18 (水) 8:33
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