漢字にその意味のわかるイラストを組み合わせ、直感的に中国語を覚えてもらうプロジェクト「CHINEASY」
台湾出身で、現在はロンドンで活動されているShaoLan Hsueh (薛曉嵐)さんを中心にしたプロジェクト。漢字をもっと直感的に理解してもらって、中国語に親しんでもらおうというもの。
Kickstarterでの資金集めは夏に無事目標額を達成しちゃってますが、その時の動画をどうぞ。
漢字を使う日本人としては、やらんとすることがわかりますよね。彼女はこのプロジェクトを引っさげてTEDの舞台にも立っています。
中国語を学べば13億人とコミュニケーションを取れるといいますが、実際は北京語、広東語、上海語と方言以上の異なる言語が存在し、使用する漢字も台湾・香港の繁体字と、大陸の簡体字では大きな違いがあります。
しかし「CHINEASY」では、繁体字でも簡体字でもわかるように、と制作されているらしいです。
多くの文字が存在する漢字全てをこの「CHINEASY」で表すのでしょうか。いいえ、彼らによると、中国語の標準リテラシーでは1000の文字で十分、そしてよく使用される基本漢字200個で中国文学の40%を理解できるそうです。あとは漢字の組み合わせによる意味の変化を理解していけばいい。
来年には本を含め、カードなどのプロダクトが発売されるそうなので、気になる人はチェックしてみてもいいんじゃないでしょうか。
酒店(中国でホテルの意)や手紙(同じくトイレットペーパーの意)など、日本語とまるっきり異なる熟語の意味の違いはどのように説明されているのか気になるところではあります。
→CHINEASY
http://chineasy.org/
→CHINEASY - Facebook
https://www.facebook.com/ShaoLanChineasy
- 2013-11-19 (火) 11:13
- Mawari-Design