復原された東京駅丸の内駅舎外壁に映し出された3Dプロジェクションマッピング「TOKYO STATION VISION」
2012年10月に完成を控えた、東京駅丸の内駅舎保存・復原工事。
その東京駅丸の内駅舎の外壁を使い、9月22日と23日の2日間、3Dプロジェクションマッピングが行われています。その映像がこちら(今日行く人は見ない方がいいかもね)。
東京駅は周りが明るいから、できることなら周りがもう一段階暗けれなぁ、と。
さて、今回の保存・復原工事では、駅舎が2階建てから3階建てになったりドーム型の屋根が出来たりと、辰野金吾の設計で建設された1914年(大正3年)の姿を取り戻します。なぜ建設時から姿が変わっていたのか。それは戦争で焼失したためです。
今回の工事では、駅としても機能させながら耐震工事・保存工事・復原工事をされたということで、請け負った鹿島建設さんとしたも大プロジェクト。関わった作業員さんたちが全員駅舎前に並んだ雑誌広告は感動しちゃいます。
JR東日本は、1914年の写真と復原された写真を合成したポスターを制作されていて、懐かしくも新しい駅舎となった東京駅を過去から未来へ繋げていくという気持ちが伝わってきます。
さらにJR東日本は、過去の映像を使ったCMも制作されています。
じんわりいいCMですね。
ところで、今年国内の100歳以上の高齢者は5万人を超えたというニュースがありましたが、つまりは5万人以上の方々が大正3年以前にお生まれということで東京駅より先輩じゃないですか!すごい!
→TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン- | 東京駅丸の内駅舎保存・復原 完成記念イベント
http://www.nhk-ep.co.jp/vision/
→鹿島:東京駅丸の内駅舎保存・復原工事
http://www.kajima.co.jp/tech/tokyo_station/
→JR東日本:Over The Century 東京駅丸の内駅舎保存復原
http://www.jreast.co.jp/tokyostation/
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- trackback - 綾繁重工杜報 ~鉄道動画にまつわるetc~ より 12-09-24 (月) 10:43
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東京駅のプロジェクションマッピング
会場に入ったのは上映1時間前でしたが、会場の最後部に到着することが出来ました。 おかげで投影機材もよく見ることができたのですが、 46台の超高輝度プロジェクターが並ぶ様は壮観…