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『写植の時代展』パンフレット

『写植の時代展』パンフレット

写植とは写真植字の略で、写植機を使って印刷用の版下を製作するための仕組みです。今ではほぼ使われることはありませんが、日本の印刷の歴史を語る上では非常に重要な存在であったことは間違いありません。

このパンフレットは、大阪でDTPに関する勉強会を開催されている「大阪DTPの勉強部屋」さんが、今年2月に開催された“「写植の時代」展”に合わせて制作されたもの。Twitterで関係者の方に教えてもらい、これは餃子食ってる場合じゃないぞと、急いで注文させていただきました。本当は展示に伺うことができればよかったのですが、そこはスケ調という名の大人の事情がアレで・・・

現在主流のDTPでは、パソコンのアプリケーションを使って簡単に文字の大きさや形を変えられます。活版ではそう簡単にはいきません。では写植ではどうか。DTPまではいかないにしても、大きさや平体・長体・斜体などにすることが自在に行えました。これは写真の原理を利用して印画紙に文字を焼き付ける写植にレンズが使われていたためです。レンズを変えることによって大きくも、平たくもできたというわけ。

そんな写植の道具なんて今では見ることすら困難です。が、先の『写植の時代展』では、今でも稼働するモリサワ手動機MC-6型という手動写植機を展示されておられ、写植体験まですることができたんだって。いいな。いいな。

行けなかったボクですが、このパンフレットを入手できただけでもかなりの収穫。というのも、モリサワ写植機の歴史や、MC-6型の取り扱い説明書、さらに電算写植機のカタログまで収録されているのです。それがどどんと72ページ。売り切れになっていなかったら、大阪DTPの勉強部屋さんのサイトからPaypal支払いで購入することができます(800円 送料込み・先払い)。

『写植の時代展』パンフレット

サイトでは、パンフレットの内容をちょっとどころか、かなり見ることも出来ます。内容を見てから購入してもいいですが、印刷好きだと内容見たら最後、パルっとペイしていることでしょう。

そんな大阪DTPの勉強部屋さんの『写植の時代展』ですが、第2回の開催時期が決定したそうです。展示会は、5月25日(金)〜5月30日(水)で、今回のテーマは「書体・組版」だそうです。これも気になりますね!詳しくは下記をどうぞー

→大阪DTPの勉強部屋
http://www.osakadtp.com/
→大阪DTPの勉強部屋 » 写植の時代展パンフレット
http://www.osakadtp.com/?page_id=1210
→大阪DTPの勉強部屋 » 予告・写植の時代展2の開催時期決定
http://www.osakadtp.com/?p=1397

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