36個のカメラを内蔵し、投げると撮影される全方位パノラマカメラ「Throwable PanoramicBall Camera」
ハンドボールかフットサルに使えそうな大きさのボール。
表面がゴツゴツしていますね。
よく見ると、凹んだ場所の中心が黒いです。
実はこれはボール型カメラ。
その黒い部分に携帯電話用の2メガピクセルカメラモジュールが埋め込んであり、それはボール1個で36個になります。では、どのように撮影されて、どんな画像が得られるのか。
ボールには36個のカメラに加え、加速度センサーが内蔵されています。このボールを頭上に投げ、ボールが一番高くなった時に加速が止まったことをセンサーが感知し、一斉にカメラで撮影する。するとどうなるのか。
投げた本人はもちろんまわりもしっかり映っています。
36枚を合成することで、その一瞬で全方位をカバーできる写真を撮影することができるというわけです。
といっても、平面を繋ぎ合わせて全方位を見せるわけですから、綺麗に合成出来ていないところもみうけられます。しかし、そこはまた別の技術である程度カバーできそうな気もするんだけどなぁ。
作られたのはベルリン工科大出身のコンピューターエンジニアJonas Pfeilさんを中心とした人たち。
サイトはこんな感じです。
また、今年12月12日〜15日まで香港で開催されるSIGGRAPH Asia 2011にも出展されるようですよ。
→Throwable PanoramicBall Camera
http://jonaspfeil.de/ballcamera
→SIGGRAPH Asia 2011
http://www.siggraph.org/asia2011/
- 2011-10-17 (月) 8:02
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