行方不明の犬と、探す男。ファースト・ナショナル・バンクのCM「Where there's help, there's a way.」
男性が行方不明の犬に関する情報を求めるチラシをコピーしています。
街へ出てあちこちで訊ねまわり、チラシを張りつづけます。
どのあたりで気づきました?
男性が犬を探しているのではなく、飼い主を探していたことを。
映像的にも「苦悩する男性の表情」「チラシのヘッドコピーをLOST(犬が行方不明です)かFOUND(この犬を見つけました)を最後まで写していないこと」「もちろん犬も写真以外に出てこないこと」により、男性の飼い犬が行方不明になったのかと錯覚しがちです。男性は、自身の飼い犬が行方不明になったくらいの行動をとっていますし。そして最後にネタばらしです。
Where there's help, there's a way.
助けが必要なところに、方法がある。
ま、銀行側から積極的に助けてくれることなんてあるのかしらとも思っちゃいますが、CMはそういうCMとなっていますw
- 2011-10-08 (土) 9:05
- TV・CM
- 小さな農夫が見つけた、大きな食の恵み「Small farmers, big taste! - Look what we found!」
- 404 Not Foundをうまく使ったフォルクスワーゲンのページ「The Tigan cannot be found」
- 3044席の椅子に向かって卒業記念スピーチをする元全米ライフル協会会長「Former NRA president delivers graduation speech to 3,044 victims of gun violence」
- 目を瞑る子どもの数がカウントされていく大型ビジョン「UNICEF - we gaan voor nul - Ziggo Dome Amsterdam」
- 犬とネコを使ったレイダース 失われたアークのパロディムービー!「Indiana Bones - Raiders of the Lost Bark」
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