現代のマッチ売りの少女を救え。Save The Childrenによる「The Little Match Girl」
アンデルセン童話「マッチ売りのの少女」を知らない人は少ないだろう。
あの少女も悲しい結末も童話の中の話とは限らない。
彼女は街や駅でマッチ売りをしている。
坊主頭で少年のようにも見えるが、女の子です。
マッチはなかなか売れない。
現代でマッチを買おうと思う人なんていないのかもしれない。
追い討ちをかけるように、素行の悪そうな若者も近づいてくる。
そんな時は逃げるしかない。
そんな彼女は家がない。
いわゆるホームレスだ。
寒いある夜、彼女は暖をとるために売り物のマッチに火をつけた。
すると、マッチの向こうのアパートの部屋に、クリスマスツリーのあかりが見えた。
マッチが消えると、ツリーも消える。
マッチが消えると彼女はまた次のマッチに火をつける。
暖かい部屋の中で、幸せそうな家族の姿が見える。
プレゼントのセーターを貰ったり、かわいいワンピースを着ている、自分の姿が。
いつか火は消える。
アンデルセンの童話では、悲しい結末が待っていた。
現代にも、この動画の少女のようなホームレスの子どもたちがいます。
彼ら彼女らが童話と同じ結末を迎えないように、助けてあげなければいけません。
この動画ですが、続きがあります。
(1本の動画にしたものもあるのですが、あえてセパレートでご紹介)
女性があの少女に近づき、ブランケットをかけてあげました。
そして凍えるようなその場所から連れていってくれたのです。
Save The Childrenでは、同じような境遇のヨーロッパの子どもたち10万人を目標に、援助を行う予定だそうです。援助のためにはお金が必要なので、寄付を呼びかけています。
しかし、目標が10万人ということは、それ以上の子どもたちが寒さに震えているということになりますよね・・・。
- 2020-12-21 (月) 8:20
- TV・CM
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