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老人ホームでひとりぼっちのおじいちゃん。Ersteグループの2020年クリスマスCM「#EdgarsChristmas」

Erste Christmas Ad 2020　#EdgarsChristmas

おじいちゃんは老人ホームにやってきたばかり。
馴染めないのか、馴染みたくないのか、おじいちゃんは人とのかかわり合いを持とうとしない。

おじいちゃんは耳がとおくなっているが補聴器を着けようとしないから、余計に他の人とのコミュニケーションがとれない。

そんなおじいちゃんの持ち物から、ホームのスタッフがあることに気づいた。
それは、おじいちゃんが昔ピアノを弾いていたであろうこと。

昔おじいちゃんがママのために書いたらしい楽譜と、小さい頃のおじいちゃんとママの写真。
スタッフはそれをおじいちゃんの部屋のドアの隙間から、手紙のようにすっと差し入れた。
気づいたおじいちゃんは廊下に出る。
すると、向こうの部屋まで点々と楽譜が落ちている。
拾いながらその部屋に入ったおじいちゃんは、驚いた。
他の入居者やスタッフの向こうに、一台のピアノが置かれていた。
スタッフに促されてピアノに向かうおじいちゃん。
嫌がっていた補聴器を着けると、まわりに座ったおじいさんたちのバイオリンの音もクリアに聞こえた。
あの時の曲を。
おじいちゃんの指は自然に動き出した。
あの頃のように。

信じよう。愛を。
信じよう。クリスマスを。

オーストリアの金融機関ErsteグループのクリスマスＣＭでした。
Ersteも近年毎年のようにアニメーションCMをクリスマスにリリースしてきますね。