あの日から10年。世界中の7月25日の動画を集めてリドリー・スコットが制作する映画『Life In A Day 2020』
「LIFE IN A DAY」という映画をご存知だろうか。
リドリー・スコットが制作、ケヴィン・マクドナルドが監督として2011年に公開された映画だ。
この映画の2020年バージョンが、制作されることになった。
「LIFE IN A DAY」は、2010年の7月24日の世界の映像を集めた映画だ。
撮影したのは世界中の人々。
リドリー・スコットの呼びかけに応じた一般の人が、その日の映像を撮影したのだ。
集められた映像は8万本を越えたと言われる。
その中から編集されて1本の映画にされたのが、先述した「LIFE IN A DAY」。
当時、その手法は斬新で、このブログでも紹介したことを覚えている。
“あの日”から10年。
再びプロジェクトは動き出した。
監督は代わらずケヴィン・マクドナルドが勤める。
リドリー・スコットはエグゼクティブ・プロデューサーだ。
今回も世界中の人々に与えられる、撮影できる日時は1日間だけだ。
2020年7月25日のその日、あなたが撮影したいモノを撮って送るだけだ。
コロナウイルスの影響で自宅で撮影する人もいるだろう。
大切な人との久しぶりの再会があるかもしれない。
自由がなくなりつつある香港の、今しか撮れない映像もきっとあるだろう。
誰かが喜んだり、はたまた泣いたり、天気だったり雨だったり。
何が起きるかは誰にもわからない。
筋書きなんてあるはずのない映画撮影となる。
撮影した動画の提出は、8月2日まで。
わずか1週間。
その後数ヶ月にわたり編集され、2021年1月開催予定のサンダンス映画祭とYouTubeでのプレミア公開でお披露目となる予定です。
もしかするとあなたの撮った映像が使われるかもしれませんし、使われたとしたらエンドロールのクレジットに名前が載りますよ。
→Life in a Day | YouTube
https://lifeinaday.youtube/