ブラジル人が死ぬまでにしたい、したかった100のこと本「Estadão - 100 Things to do in Brazil Before You Die」
「死ぬまでにしたい」「死ぬまでに行きたい」「死ぬまでに見たい」
よくある企画かと思いきや、この本はちょと違う。そこに夢はない。
この本が作られたのはブラジル。
ブラジルは世界で9番目だそうだ。
サッカーのランキングではない。殺人率の高さだ。
戦争や紛争で殺人率が上がっているわけでもなく、殺された人の多くは普通の人だ。そして普通の生活の中で殺されている。
買い物に行く途中に殺されたり、散歩していたら殺されたり、そんな普通の生活が自分の最期なのです。
この本ではそういうブラジルの現実を知って考えてもらうため、亡くなった人がしていたこと、しようと思っていたことが新聞「Estadão」の記事を元に書かれている。
・買い物に行きたい
・散歩したい
こんなこと「死ぬまでにしたい」とは通常思わないですものね。
その異常さをこの本で感じて、もっとブラジルを良くしようと思う人が増えればいいのだが。
- 2018-05-17 (木) 8:02
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