HPのePrintを使って行方不明者を探すプロジェクト「Print for Help」
ブラジルでは年間20万人の人が行方不明になっているそうです。行方不明になりすぎです。
彼らを探すのは容易ではなく、たとえばポスターを貼るにも人手も費用もかかってしまいます。そこでMães da SéとHPが協力して始めたのがHPのプリンターを使って行方不明者を探すプロジェクト「Print for Help」。
HPのプリンターの一部には、ePrintという機能が搭載されています。このePrintは、設定したメールアドレスにデータを送ると、勝手にプリントしてくれるという機能です。
この機能を使って、専用サイト「Imprima para Ajudar」から登録してくれた人のプリンターで行方不明者のポスターをプリントしてもらうのです。
これにより行方不明者の情報が登録された全国のプリンタからプリントされることになり、それを見てもらうことで貼ってもらうことで一気に行方不明者の情報を全国展開することができます。インクや紙や電気代は登録してくれた協力者の負担ですから、あくまで善意での協力を呼びかけています。
→Imprima para Ajudar
https://www.imprimaparaajudar.com.br/
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