ベルギーの子どもたちになりたい職業を尋ねたら悲しい結果に!ベルギー銀行協会による自虐的な動画「Children’s truth about banking」
子どもの頃、将来なりたかった職業はなんですか?
芸能人?プロスポーツ選手?
では、銀行員はどうですか?なりたい(なりたかった)ですか?
ベルギーの子どもたちへのインタビューで出てくる職業は、パン屋、テニスプレイヤー、冒険家、歌手、バレリーナ、放射線技師、理学療法士、テレビのプレゼンター、警察、先生・・・。うーん、銀行員は出てこないですね。
では銀行員はどうか聞いてみましょう。
「やだ。」
「私の親は彼らのこと好きじゃないわ。」
「彼らは私たちのお金が欲しいだけよ。」
「彼らは利己的だ。本当に正直者だと思わないもの。」
「誰も彼らに挨拶しない。」
「きっと友達いないよ。」
「彼らは全部忘れるためにお酒を飲むんだ。」
「銀行員・・・絶対いやだ。」
ひどい言われようです。
ベルギーでは数年前の金融危機の余波が続き、市民は銀行のことをよく思っていないようなのです。
ボロカス言われていますが、残念ながらこれが現実でもあります。しかし、だからといって彼らの意識が変わらないと、将来銀行員の担い手がいなくなり、銀行がなりたたなくなる可能性もあります。
だからあえて子どもたちの意見をしっかり受け止め、変わっていく姿をベルギー銀行協会のサイト(https://www.febelfin.be/)で確かめてください。
ちなみに、「13歳のハローワーク」のサイトで人気職業ランキング(エントリー時は、2015年2月1日~2月28日の集計結果)を見てみると、「銀行員」は100位までのランキングに入っていませんでしたが、「金融業界で働く」という大きなくくりだと17位でした(参考:http://www.13hw.com/jobapps/ranking.html)。
- 2015-03-20 (金) 8:39
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