尿中のアルコールを検知して飲酒運転をさせないシステム「The Pee Analyser」
ドライバーが飲酒運転をしていて起きた交通事故が12ヶ月で2141件。シンガポールの話です。
そこで、お客にお酒を提供しているクラブ側がDDBに依頼して、お酒を飲んだ人は運転できないようなシステムを導入した。
このシステムは、まず車でクラブにやってきたドライバーのキーをRFID(Radio Frequency IDentification)カードに交換するところからはじまる。ドライバーが店内でトイレに行って用をたすと、尿中のアルコールを感知するセンサーによって飲酒しているかの判断がRFIDカードに記録される。店から帰る際には車のキーを受け取らなければいけないわけだが、その前にRFIDカードで運転可否の判断が出される。飲酒と表示されたら、タクシーか店が用意した送り届けてもらうサービスを利用してもらう他はない。
2週間のテストで、573人中342人以上がタクシー等自分の車以外で帰宅したというから、なかなかの実績です。それよりも、飲むだろう場所に車で来る人がそんなに多いというのも驚きではあるのですが。
- 2013-06-24 (月) 7:40
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