アイルランドで一番触られるおっぱいに変化が起きた時、気づく人はいるのか。Marie Keatingによるキャンペーン「Take Notice」
アイルランドのダブリンの街角に、1人の女性の銅像が置かれている。
彼女の名前はモリー・マローン(Molly Malone)。
アイルランドの歌に出てくる女性で、魚を売り歩いて生計をたてていたらしい。
フィクションであるとも、モデルがいるとも言われる彼女であるが、いずれにせよ彼女の歌はアイルランドでは知らない人はいない。
若くして熱病にかかり亡くなったとされる彼女だが、そんな事情や歌の知名度とは別の人気が銅像にはある。
おっぱいだ。
大きく胸の開いた服から見えるそのおっぱいは、かなりふくよか。
観光客を中心に、彼女の像と写真を撮る人は、彼女のおっぱいを触る人が多い。
そうでなくてもおっぱいを触りにくる人もいる。
銅像を見ても明らかで、おっぱい部分だけ色が変わっている。
アイルランドで一番人気のおっぱいと言えるかもしれない。
そんなモリーのおっぱいに、夜中こっそりしこりとも思えるような異物をくっつけておいた。
おっぱいを触りに来る人が気づくかどうかを確かめるために。
結果は、誰ひとりとしてしこりに気づいた人はいなかった。
誰も銅像のおっぱいにそんなでっぱりがあるなんて思ってもいないだろうし、当たり前とも言えるのだが。
しかし、乳がんも同じなのです。
気づこうとして触らないと気づかない。
あるかもしれないという気持ちを持ってチェックしないといけないのです。
毎年世界で50万人の女性が乳がんで亡くなっているという。
早期発見は根治につながりやすい。
アイルランドのがんに関する慈善団体Marie Keatingによるキャンペーンなのでした。
- 2018-10-26 (金) 8:30
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