絵画と似ている映画のシーンを集めて比較した動画「FILM MEETS ART II」
絵画は後の映画製作者にも大きな影響を与える。
この動画は、絵画とその絵や構図に似た映画のシーンを並べて比較しようというものだ。
この比較を見ていくと、いくつかパターンがあるように思える。
1. 絵画で描かれた被写体と映画のシーンの被写体が同じもの。
2. 絵画と映画の内容は異なるが、有名絵画を元ネタにしたことが明らかなもの。
3. どこまで意図的かわからないが、似ているもの。
1.の場合は被写体が同じなので入れ込みやすい。ナポレオンが馬に乗っているシーンを描けば、ジャック=ルイ・ダヴィッドによるあの絵が観客の脳裏に浮かぶ。「あぁあの絵はこの場面を描いたのか!」ってね。
2.の場合は、気づいた観客は楽しい。カメオの有名人を見つけた時と同じような気分になる。
3.の場合は、これは判断が難しい。制作陣が絵画を知っていて意図的に作り込んだ場合やオマージュもあるが、知らずにたまたま似てしまったということもあろうから。昔どこかで見たことある絵画が記憶のどこかに残っていて影響することだってあるだろう。
ちなみに上の動画は「FILM MEETS ART II」だが、IIということはIもある。
数ヶ月前に公開されていた「Film Meets Art」がこちら。
いやぁ映画も絵画も本当にいいもんですね
さよなら さよなら さよなら
- 2016-10-03 (月) 8:07
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