宇宙でウイスキーを楽しむためのグラスを、バランタインが製作「Ballantine's Space Glas」
もし私たちが宇宙(無重力空間)に滞在することがあっても、ウイスキーを嗜むことはできないのだろうか。そんな機会はまず無いが、バランタインが宇宙空間用のウイスキーグラスを開発しています。
まずはプロジェクトのスタート。
グラスのデザインはOpen Space AgencyのJames Parr氏。
できたグラスにウイスキーを入れて、無重力での実験が行われた。高所から落とす間が無重力になる施設のようですね。
そうして完成したのがこちら。
ウイスキーはグラスの底に開いた穴から注入され、中の空間で空気に触れる。空気に触れさせないと香りが立ちませんからね。飲みくちまではグラス内部から螺旋状にチューブが伸び、そこを通ってウイスキーが上がってくる。視覚にも楽しいし、無重力空間での表面張力も考慮された設計となっている。
▲グラスは10のパーツから成っている。ここでも3Dプリンターの活躍を感じますね。
宇宙へ行くときには忘れず持っていきたいグラスである。(グラスにウイスキーを注入できるような瓶も必要ですが)
→Ballantine's Space Glas
http://www.ballantinesspaceglass.com