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迷信はUEFAチャンピオンズリーグを制するか？Heinekenによる「#TheSuperstitiousCall」

Heineken | #TheSuperstitiousCall

5月、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝の第2戦。
レアル・マドリードとバイエルン・ミュンヘンの試合。
第1戦目が同点で、第2戦目も試合終了間際まで同点のまま試合は進んでいた。

その時、スタジアムの外で電話をしているおじさんがいた。
この大事な瞬間に何をしているのか、テレビのインタビュアーが訪ねた。
すると、おじさんは妻に電話をかけているという。
なんでも、準々決勝のレアル・マドリードとマンチェスター・シティ戦も第1戦目で、第2戦目も同点だった、と。そして今日と同じようにスタジアムを出て妻に電話をかけたら、なんとPKでレアル・マドリードが勝ったというのだ。おじさんはその時の再現をしようと験担ぎをしていたのだ。もちろんそれでレアル・マドリードが勝つなんて、なんの根拠もない。迷信だ。

しかし、この後奇跡が起きる。
レアル・マドリードは90+1分に決勝点を決め、バイエルン・ミュンヘンを撃破したのだ。
おじさん、おそるべし。

そしておじさんは試合後に多くの人に「妻の電話番号」を聞かれることになる。
みんなおじさんの迷信に乗っかりたいのだ。

そこでハイネケンはおじさんと彼の妻Inmaさんに協力を仰ぎ、「妻の電話番号」キャンペーンをスタート。街で「妻の電話番号」を配って歩いた。

みんなから電話がかかってきてもInmaさんは困る。
だからInmaさんの声を録音し、みんなからかかってきた電話を対応できるよう電話を用意し、そちらにSIMを移して対応した。

で、決勝がどうなったかが問題だ。
彼の応援していたレアル・マドリードだが、なんとなんとドルトムントを破って優勝したのだ！おじさんすげえ！おじさんがすごいのか、Inmaさんがすごいのか、全く関係ないのかわからないが、ハイネケンにとっては一番うれしい結末だったことでしょう。

ちなみにどちらかのチームを応援してしまうとハイネケン的にもよろしくないからか、この電話番号での「迷信効果」はドルトムントにも有効だと明記されていたそうだ。