ボクのパパはスーパーヒーロー。父と息子の関係を描いたマクドナルドのCM「SUPERHERO」
サッカーの試合に負けてしまった。
迎えに来た父は、落ち込む息子を連れてマクドナルドにやってきた。
マクドナルドで食事をしていると、その時パパの姿がスーパーヒーローに見えた。
壊れた自転車を直してくれた時も、ソファを持ち上げてくれた時も、パパの姿はヒーローに見えた。
学校に迎えに来てくれた時もね。
でも、いつしかパパはスーパーヒーローじゃなくなった。
スマホを注意されたり、夜遊びを叱られたりしていくうちに、パパは普通のうるさいオヤジに変わっていった。
彼が青年になったある日、友人たちとマクドナルドに行った時のこと。
彼は同じ店内で食事をする親子の姿を見た。
まるであのサッカーに負けた日の、自分とパパのようじゃないか。
彼はそれを思い出した。
その日家に帰ると、入れ違いでパパが犬の散歩に出かけるところだった。
家の窓からパパの姿を見ていると、ふとパパがまたスーパーヒーローに見えた。
思春期を過ぎ、反抗期を超え、彼の中で何かが変わったのだ。
パパが変わったんじゃなかった。
自分がパパをヒーローだと思わないようにしていただけだったんだ。
- 2022-05-13 (金) 7:30
- TV・CM
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