カスペルスキー、スペースデブリから宇宙空間を守る(かもしれない)!「Startrocket Foam Debris Catcher Manifesto」
21世紀には宇宙旅行できるんじゃないかなんて言われていた20世紀から、人類はたくさんの人工衛星やアレコレを宇宙に打ち上げてきました。
今、まだ宇宙旅行なんて(例外を除き)できていないのに、地球のまわりにはスペースデブリと呼ばれるいわゆるゴミが50万個以上も散乱した状態になっています。
今後もどんどんデブリが増えていくと、宇宙旅行できるようになっても危険がつきまといます。
このゴミはやっかいで、大小様々、素材も様々なモノが地球のまわりを時速28000kmで飛んでいるのです。
人工衛星やロケットにぶつかったら、それが小さな破片でも大きな損傷を与えることになります。
映画「ゼロ・グラヴィティ」の世界ですね。
あぁコワイ。
スペースデブリの対策もいろんなところが研究しているのですが、ここに来てパソコン関係のセキュリティでお馴染みのカスペルスキーが手を挙げた。
なんでもStartrocketチームをサポートする形で参加するようで、ロケットで小さな装置を打ち上げ、装置からクモの巣状に出した触手のようなものでスペースデブリを捕獲し地球に落とす。落とされたデブリは大気圏突入時に燃え尽きる。
Foam Debris Catcherと呼ばれるこの装置、重さは50kg。触手を広げた直径はは300〜1000mにもなるそうだ。
果たして上手くいくのか。
→securingspace
https://securingspace.com/
- 2020-06-17 (水) 8:25
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