行方不明の子どもたちに関心を持ってもらうための梱包テープ「Hope Tape」
5月25日は国際行方不明児童の日だったそうで、韓国でこんな梱包テープが使われました。
行方不明になっている子どもたちの写真と、現在の想像画をプリントした梱包テープ。
これを韓国郵便局と運送業者に設置し、全国に送られる数十万個の荷物に貼ってもらいます。
韓国では1年以上行方不明になっている子どもが現在661人いるそうで、その中で5年以上行方不明の子どもは638人。
なかなか見つからないのが現状です。
多くの人に関心をもってもらうことが重要なのですが、みんな行方不明者を探し続けて生活しているわけでもありませんし、そううまくいきません。だから、みんなの目にとまりやすいように、国際行方不明児童の日だけでも行方不明者の画像の露出を増やそうというのが狙いでしょう。少しでも情報が集まるといいのですが。
さらにこのテープにプリントされたQRコードから警察のアプリをダウンロードできるそうなのですが、自分の子どもの指紋を登録しておくことができるそうです。万が一自分の子どもが行方不明になった時、指紋の登録があると見つけやすくなるということなのでしょうけど、個人情報とかセキュリティ的にちょっとコワイ部分もないとは言えませんね。
- 2020-05-27 (水) 8:25
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