からだの不自由な人たちにもIKEA製品を使いやすくするための補助器具「ThisAbles」
IKEAで販売されている製品はシンプルで使いやすいものが多い。
しかし、その使いやすさは全ての人には当てはまらない。
病気やケガ、または先天的なからだの特徴により、自由に体を動かせない人がいる。
そういう人たちにとっては、たとえば小さなノブは掴みにくいし、IKEAのソファは低すぎて立ち上がりにくかったりする。
そこで、イケア・イスラエルは2つのNGO(MilbatとAccess Israel)と協力し、IKEA製品をもっと多くの人に使ってもらうための補助器具を作った。それが「ThisAbles」だ。
小さなボタンを押しやすくするパーツ、小さなノブを開けやすくする大きめの取手、ソファの高さを上げるエクステンション、絵筆を手に固定するためのホルダーなどなど。エントリー現在13種類のアイテムが開発されている。
これらの補助器具はどうしたら手に入るのか?
IKEAで販売してもいいのだろうけれど、このプロジェクトでは3Dデータとしてサイトで公開している。こうすることによって世界中の人々が必要なものを作ることができる。もちろん3Dプリンタが必要ではあるが。
→ThisAbles
https://thisables.com/en/
- 2019-03-16 (土) 8:31
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