一部の歌詞が消されたカラオケで、アルツハイマーと闘おう「MEMO_o_ke - The Alzheimer Foundation of Thailand」
タイのアルツハイマー財団による、カラオケを使ったキャンペーンです。
タイでもアルツハイマー患者は多く、国内で80万人がこの病気と闘っている。
さらに年間3万人が、新たにアルツハイマーと診断されているそうだ。
患者のアルツハイマーの進行を少しでも食い止めるため、考えられたのがカラオケを使うことだった。
タイでも人気の娯楽であるカラオケを使うことで、脳を活性化させようというのだ。
仕組みは簡単。
カラオケに表示される歌詞の一部が消えているだけ。
本来知っている歌であれば歌詞を見ずにも歌えるようなものですが、アルツハイマーだとそうもいかない。
しかしメロディ(オケ)に合わせて、しかも歌詞が表示されていれば、歌い進める難易度が下がる。途中で歌詞が消えているところでは、脳が活性化し、記憶の歌詞を呼び起こしてくれる。
タイのアルツハイマー財団では、誰でもこのカラオケができるようにYouTubeにカラオケ動画もアップしている。
→Memo-O-Ke (ดนตรีฝึกร้อง) - YouTubeプレイリスト(歌詞はタイ語)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLwZeDoBB88CEeqi8ol4g9KbXIP3MlyI2F
- 2018-10-12 (金) 8:31
- Video