恐怖のヘアピンカーブで事故を無くせ!「HP Lubricants – Roads That Honk」
インドの山道にあるカーブは、これまで多くの事故を引き起こしてきた。道幅も狭く、崖側には石のブロックが並べてあるだけで、カーブにはカーブミラーもない。それでいてハイウェイだからみんなそこそこのスピードを出す。
その中でも「死のカーブ」と呼ばれる場所がある。
この山道で起きる事故の実に80%がこのカーブで起きている、名前の通りの死のカーブ。
この場所での事故をなんとかしなければ。
そう思ったのは、HP(インドのエナジー企業の方です)。
スピードの出し過ぎと、対向車が見えないことを解決すべく、カーブ手前の上り坂と下り坂にそれぞれ信号のようなものを設置した。ただしこれは信号ではなく、対向車が同時期にカーブにさしかかっていることを教えるための警告灯だ。オレンジのLED光で視覚的に伝え、さらにホーンの音を出すことで聴覚的にも訴えるようにした。
日本なら「この先急カーブ 速度落とせ」「事故多し 危険」という看板や、ホーンを鳴らすよう促す標識、カーブミラーの設置、アスファルトの凸凹、センターラインなど改善策はありそうな気がするが、インドの人たちはそういうことではブレーキを踏んでくれないのかもしれませんね。
- 2017-04-28 (金) 8:05
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