長く息を吐き続けられれば、最後までメッセージが読める禁煙啓蒙デジタルポスター
イギリスのガン研究機関Cancer Research UKが、デジタルポスターで喫煙者と非喫煙者の能力の違いを知らしめた。
このデジタルポスターにはセンサーがついていて、そこに息を吹き込んでもらうとメッセージが徐々に表示されていく仕組みになっている。
喫煙者は長く息を吐くことが難しいので、あまり文字が表示されない。
メッセージの全文はこちら。
The longer you can blow the more of this message you'll be able to read. If you are a smoker you might not get much further than this line. However, with help from a Stop Smoking adviser it is much more likely that you will be able to quit for good, so yu will have a greater chance of making it all the way down to this point here.
喫煙者は2行目で「あなたがもし喫煙者なら、ここから先に進めていないかもしれない」なんて書かれてしまって、ちょっと残念な気持ちになる。
「禁煙せよ!」ではなく、「タバコを吸わなければ普通にできることができなくなっている」と感じてもらうことが狙いのようだ。
このポスターのデザインそのものも、タバコの警告メッセージ風につくられていて、タバコを吸っている人なら「あぁあれか」と、なんとなくわかるようになっている。
- 2017-03-31 (金) 8:04
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