排気ガスからインキを作るタイガービールのプロジェクト「Tiger presents Air-Ink」
近年経済成長が著しい中国から東南アジアにかけて大気汚染が深刻な問題となっています。その原因の一つが排気ガス。
シンガポールを拠点にビールを販売しているタイガービールは、この排気ガスからインキを作ろうと考えた。
そのために自動車や船などの排気口(マフラー)に特別な微粒子収集装置を取り付けた。古いタイプの黒煙の多いディーゼル車もこの装置を付けると、排気ガスが白くなる。黒い微粒子は装置の中に溜まるのだ。
溜まった微粒子を集め、無毒化し、インキを生成。ペンやスプレーにしてアーティストにストリートアートやタイガービールの広告アートを描いてもらった。
ちなみに0.7mmのペン1本に使われるインキは、ディーゼル車の排気ガスにして40分ぶんだそうだ。
2mmペンなら同50分ぶん、15mmや50mmの太線マーカーなら同130分ぶん。600mlのスプレーは同約33時間分、250mlの液体で同約13.8時間分。
サイトは存在するが、オンラインでの販売はされていない模様。
オフラインでもされているかどうかは不明。
この程度では大気汚染が軽減されるわけもないでしょうが、問題提起にはなるでしょうね。石原元都知事が記者会見場で排気ガスの微粒子を撒いた時のように。
→Tiger presents Air-Ink
http://www.air-ink.com/
- 2016-08-27 (土) 14:29
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