駐車中に車をぶつけられた被害者が、やってきた加害者に思わず閉口・・・「5 minutos fazem a diferença」
ポルトガルでは6割のドライバーが路側帯や横断歩道に路駐してしまっているそうだ。そういう“本来停めてはいけない場所に停めていた”ドライバーに、ドッキリをしかけた。
「あなたの車にぶつけてしまいました」
そんなメモ書きを車のワイパーに挟んでおいたのだ。
もちろんぶつかってはいない。
でも車のもとへ戻ったドライバーはそのメモ書きに驚き、とりあえず書いてある電話番号に電話をしてみる。
加害者はすぐに来るという。
ドライバーが待っていると、車いすに乗った男性がやってきた。
彼がぶつかってしまったというのだ。
自分が停めてはいけない場所に駐車させたから、車いすの男性がぶつかってしまった。
「たった5分のつもりだったの」
「えぇ、そのたった5分で全てが起こってしまったんです」
ドライバーたちは、自身が被害者だと思っていたのに車が邪魔になってしまっていたことにそこで気づいたのです。むしろ加害者だったといえるかもしれません。
言い訳は必要有りません。リスペクトが必要なのです。
日本でも、ここまで安全地帯に堂々と駐車するひとは少ないかもしれませんが、無いとはいえませんよね。自分の行いも省みて弱者リスペクトの気持ちを持っておきたいものです。
- 2016-05-03 (火) 12:29
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