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息子の同性愛カミングアウトに父は・・・台湾のマックカフェのCM「McCafé 接納篇」

McCafé 接納篇

マックカフェでドリンクを前に対峙する父と息子。言葉もなく、なんだか重苦しい空気が漂っている。それもそのはず、息子のドリンクのカップの吹き出しには「我喜歡男生」（私は男性が好き）の文字。彼は父親に自分がゲイであることをカミングアウトしたのだ。

無言で机を叩いてどこかに行ってしまう父。やはり受け入れてはもらえなかったのか。

悲しむ息子だったが、しばらくして父が帰ってきた。
父は息子のドリンクを手に取ると、「我喜歡男生」に「接受你」という文字を書き足して息子に見せた。「我接受你喜歡男生」（私はあなたが男性が好きなことを受けいれます）。

台湾では規模の大きなゲイパレードが行われたり、著名人もLGBTを支持したり、自治体単位で同性カップルに婚姻と同等の登録ができるようにしているほどにLGBTには先進的な一面がある（宗教団体を筆頭に反対する人ももちろんいる）。このマクドナルドのCMはそういう社会背景の中で、時代の流れや人々の考えの変化をも意識してのものだろう。