海や川の魚たちを守る、魚の餌で出来たガネーシャ像「#GodSaveTheOcean」
インドでは毎年8〜9月にガネーシャ祭が行われる。
ガネーシャは腕が4本もあるゾウの頭をしたヒンドゥー教の神様で、ガネーシャ祭の最後には人々がガネーシャ像を川や湖や海に沈める。しかし安いガネーシャ像には水銀や鉛といった有害物質が含まれており、徐々に溶け出して魚たちを死滅させてしまう。神様によって魚が死んでしまうなんてなんたること。
そこで考えだされたのがこのガネーシャ像。
素材は魚の餌。
穀物のかすなどだ。
ペイントに使う絵の具も食べても安全なものを使用。
このガネーシャを沈めることで、今度は逆に魚たちが育っていく。
魚を殺すほどの有害物質はめぐりめぐって住民たちの健康被害にもつながりますから、そのもとを正すというのは素晴らしいアイデアですね。
- 2016-02-19 (金) 8:21
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