写真は撮影者によって変わる。キヤノンによる実験「THE LAB: Shifting Creative Thinking Behind The Lens」
キヤノン・オーストラリアが6人のフォトグラファーを集め写真を撮ってもらった。
ルールは簡単。被写体は同じ。バナナ、植物、タマゴとスプーン。カメラは1台。同じ写真を撮らないこと。
一人ずつ撮影するフォトグラファー。
一人が撮影するごとにバナナは皮を剥かれたり、果肉を取り出されたり。植物もタマゴも同じ。どんどん状態を変えられていく。タマゴは誰かが割ったらその後が大変。
結果、いろんな写真が撮れました。
どれも同じものはありません。
同じ被写体でも、同じカメラでも、撮影者によって写真は変わるのです。
あなたもあなただけにしか撮れない写真があるはず。だから写真を撮りましょうよ、ということか。
同じくこちらは、同一人物を6人のフォトグラファーが撮影。フォトグラファーにはそれぞれ違う人物像を伝えてある。
と、それぞれが撮影した写真は、全くイメージが違うものとなっていた。
そこにはフォトグラファーと被写体の男性しかいなかったはずなのに、写真には被写体の男性の背後にあるものが影響していたのかもしれない。被写体についてどう感じ、どう撮影するか。これも撮影者によって変わってくるのだ。
あなたが感じた通りに撮ろう。
- 2015-11-23 (月) 12:55
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