募金することでメラノーマの増殖を抑えることができるデジタルサイネージ「MELANOMA GROWS CASE STUDY」
オーストラリアは皮膚がん患者が非常に多い。特に皮膚がんの一種でほくろの癌とも言われる悪性黒色腫(メラノーマ)が原因で、6時間に1人のペースで人命が失われているそう。もっと研究と対策のために費用を捻出すべく、デジタルサイネージを使った募金キャンペーンが行われた。
デジタルサイネージの画面には黒い房のようなものが増殖していくCG映像が映しだされている。メラノーマだ。画面横にはカードをかざすことで1.99豪ドルが自動的に寄付できる装置が付いている。
寄付すると、画面上に増殖していたメラノーマはその勢いを止め、逆に小さくなっていく。しかし消え去ることはなくまた増えていく。
みんなが少しずつでも継続的に支援することで、メラノーマの増殖が抑制されていくのだ。
実際に病気もこんなにわかりやすかったらいいのですが、長い時間をかけて研究し対策を練っていく必要があります。そのためにも、すぐには結果が出ないかもしれませんが、支援は続けていかなければいけません。大切な人が、自分が、いつその病に侵されるかわからないのですから。
- 2015-10-31 (土) 8:37
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