行方不明の子どもの情報を拡散させることで繋がるフリーWi-Fiスポット「Search for Free Wi-Fi Search for Missing Children」
中国では年間20万人の子どもたちが行方不明になっているという。
その多くは誘拐。こどもが人身売買の商材になってしまっているということもあるのだろう。
行方不明になった子どもたちを探すため、張り紙やメディアでの告知などが行われていてもなかなか情報が集まらない。そこで今や多くの人が利用するスマートフォンに目をつけ、フリーのWi-Fiスポットを開設することで情報を集めようというのがこちら。
街の中でWi-Fiスポットを見つけようとすると、「SOS」の絵文字と子どもの名前や年齢の表示されたスポット名がリストアップされる。そのどれかを選ぶと、行方不明になった子どもの情報が表示され、SNSにシェアするとフリーWi-Fiに繋がるというものだ。
Wi-Fiにつなげるためには情報を拡散する必要があるので、そのスポットにつなごうとした人以外に、その人とつながりのある人にも情報が拡散されていく。効果は未知数ながら、やるにこしたことはないのだろう。
- 2015-10-25 (日) 13:18
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