冷めると消えるメッセージで認知症について意識してもらう、紙コップ用スリーブ「#DontForgetMe」
世界中でアルツハイマー型を含む認知症患者数は増えています。2013年の患者数推計が4400万人、2015年は4700万人、2050年には現在の3倍にもなるのではないかと予測されています(人口増加も予測されているので、比率でいうと2倍程度ですが)。
患者さんや患者さんの知り合いと親しいところにいるとそのことを考える機会はありますが、そうでない人もまだまだ多い。そこで、考えられたのがコーヒーの紙コップ用スリーブにメッセージを書いて伝えるということ。
メッセージは熱が一定以上高い状態になると浮き出てきます。
だから熱いカップに巻くと、文字が見えるのです。
メッセージは数種類用意されていますが、たとえばこんな文章だったりします。
「あなたがこのコーヒーカップをガールフレンドのために掴んでいる間、4700万人の人は今までの恋すら忘れてしまっています。彼らにあなたのことを忘れさせてはいけません。」
コーヒーが冷めると、もしくはコーヒーを飲んでカップが冷えると、この文字自体消えていきます。
- 2015-09-23 (水) 10:25
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