YouTubeの動画広告を使った募金で、みんながハッピーになれるアイデア「Watch for Nepal」
YouTubeの動画広告って好きですか?
Skipができる動画はいいのですが、Skipできないと(しかも秒数が長いほど)フラストレーションがたまります。だからといってSkipできる動画広告も見ていません。Skipしちゃいます。
それを、募金をからめることでみんながハッピーになれるアイデアをMiami AD SchoolのHimanishさんが考えられています。
このアイデアは、動画の「Skipボタン」と並列に「募金ボタン」も表記するという単純なもの。
Skipボタンを押せば広告は消え、そのまま見たい動画を見られる。募金ボタンを押すと、動画広告は引き続き流れつづけるかわりに、広告収入の一部が募金に回される。
Skipするか、そのまま動画広告を見るか、募金ボタンを押すかは視聴者の自由(これ大事ね)。その上で募金ボタンを押した視聴者には、募金したというちょっとした満足感が生まれます(これも大事ね)。
広告主としても、募金ボタンを押してもらうことでSkipされることを防ぐ効果が生まれます。動画広告なんて見てもらってナンボですからね、募金という名目でも、Skipされないにこしたことはありません。もしかしたら募金活動を積極的に行う企業はイメージも良くなるかもしれませんしね。
Skipするかしないかで言うと、Skipする視聴者が多いかもしれませんが、Skipするか募金するかだったら、募金してくれる人もかなりの数になりそうです。となると、募金先も喜びますよね。
すなわち、皆、ハッピー。
これはYouTubeに実装してほしいなぁ。
Himanishさんといえば、先日『Chromeブラウザを使って映画ジュラシック・ワールドを宣伝するアイデア「Jurassic World Offline」』も紹介しましたね。キレそうな人だな。
- 2015-07-04 (土) 8:38
- Video
- Chromeブラウザを使って映画ジュラシック・ワールドを宣伝するアイデア「Jurassic World Offline」
- WEBサイトのバナー広告が、広告学校生徒のポートフォリオに置き換わるChrome拡張機能「Portfolio Banners」
- YouTubeで流れる退屈な広告動画を、D&AD賞受賞動画に変えてしまう拡張機能「The Ad Filter by D&AD」
- 南スーダンへ援助物資を投下できるアプリのコンセプト「Apple - CareDrop Project」
- 偉人達よ、いろんな広告には使うけど、安らかに眠れ。Miami Ad School ESPMのCM「Let them rest in peace」