救急車よりも早く着く、AEDとGPSとカメラを搭載した救急ドローン「TU Delft - Ambulance Drone」
無人マルチコプター、いわゆるドローンの新しい使い方を、オランダの学生が考えています。それがこの救急ドローン。
道路事情に左右されず目的地まで最速・最短距離で移動できるドローンを使い、救急救命に役立てようというプロジェクトです。ドローンにはカメラが搭載されていて救急救命センターから周りを見ることができ、またGPSで位置を把握することで場所を把握できるため後続の救急車を効率的に目的地に誘導することもできる。
このドローンはAED(自動体外式除細動器)も搭載されており、対象者が心拍停止の場合に使うことができる。カメラを通して救急救命センターからの指示もあるので安心だ。
このドローンを発案したのはオランダのデルフト工科大学の学生、Alec Momontさん。卒業プロジェクトなんだそう。だけど卒業プロジェクトだけでは終わらず、資金も集めると記載されているので、資金が集まって実現したり企業が乗ってくれるといいですね。
これを見て考えたのは、AEDの設置が少ない場所にはドローンもいいんだけど、街や人の多い場所ならGPSとカメラ付のAEDを街に増やして、緊急時にGPSとカメラが救急救命センターと繋がればすごく良いのではないか、と。
→Ambulance Drone — Alec Momont
http://alecmomont.com/projects/uz-gent/
- 2014-11-01 (土) 8:34
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