どんな人もアートは体験できる、たとえ目が見えなくても。レゴと美術館のアートプロジェクト「Blind Art Project」
ドイツのミュンヘンにあるレンバッハハウス美術館において行われたアートプロジェクト「Blind Art Project」の映像です。この日招待されたのは、視覚に障がいを持つ子どもたち。
子どもたちは絵画作品を視覚を使って観賞することが難しい。そこで学芸員さんが、そこに展示されている絵について言葉で説明をします。
レンバッハハウス美術館は青騎士派の作品の所蔵が多く、この日こどもたちに説明された絵もその中のひとつ、フランツ・マルク(Franz Marc)による「Blaues Pferd I」(青い馬 1)という作品。
説明を受けた子どもたちには、今見て聴いた「青い馬」をレゴブロックで作ってもらう。彼、彼女たちによって作られたレゴ作品は、どれも彼らなりに絵画を鑑賞し咀嚼し自分のものとしたからこそ生まれたものだった。
短い映像ですが、感じることの重要性を教えてもらったような気がします。
- 2014-01-18 (土) 8:42
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