インキの代わりに赤ワインで印刷されたワインラベルと包み紙「TINTA DE VI」
スペインのデザイン会社Ladyssenyadoraが、TINTA DE VIというワインのラベルとパッケージ(包み紙)を作っています。これが普通じゃないところは、通常印刷用インキで刷られるラベルやパッケージにワインを使っているところ。
しかしそのままではインキとしては濃度が薄い。そこで、天日に当てて水分を蒸発させ、インキとして使用できるほどに濃度を高める。
印刷方法はシルクスクリーン。どろっとしたワインのインキでパッケージの紙に一枚一枚印刷していく。ラベルは印刷機を使って。
▲Pantone 4985 と同じような色になったのか。
▲使用している紙は、イギリスのFedrigoni社製 ARCOPRINT MILK 1.5 70g/m²
▲使用しているブドウの品種の割合。シラー種が60%、
たぶん日本ではお目にかかることがないんだろうなぁと思いつつ、面白い試みなのでメモメモ。日本だと天日でワインを濃縮させるにも時間がかかりそうですね。
- 2013-11-29 (金) 11:47
- Mawari-Design
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