誰もいないサンフランシスコを映したタイムラプス映像「San Francisco Time Lapse (Empty America)」
一定の時間ごとに撮影された写真をパラパラマンガのようにして映像化する、時間を短縮したように見えるタイムラプス映像。長時間撮影していると、特に街では人や交通が映り込んだりします。しかし今回ご紹介するタイムラプス映像には人が映っていません。行き交う車もありません。人がいない田舎ではなく、サンフランシスコの街の映像なのに、です。
橋にも街にも人っこ一人見えませんよね。でも雲は流れ、時間は進んでいる。いったいこれはどうやって作られた映像なのでしょう。それの答えが次のメイキング映像です。
だいたい同じ時間に撮影した数枚の写真から、動いている車や人だけを消して合成していたのですね。それを映像のコマ分作っているというわけ。
はい、何かを思い出しませんか?中野正貴さんによる超有名な写真集『TOKYO NOBODY』。『TOKYO NOBODY』の手法も複数枚の写真から人や車を消すというものだったので、写真か映像かという違いだけですね。
ちなみに以前『誰一人いないロサンゼルスの写真「empty L.A.」・・・あれ、これって・・・|E M P T Y L A』なんてエントリーもしてましたっけね。
San Francisco Time Lapse (Empty America)」の映像を制作したのはRoss Chingさん。上記写真集に影響を受けたのかどうか聞いてみたいところ。
→Ross Ching
http://rossching.com/
- 2012-10-17 (水) 7:48
- Video
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