コインを使えば子どもが学習できる環境に!スクラッチとアプリですぐ効果が見える募金「With Immediate Effect」
ドイツのデュッセルドルフで、2011年の世界こどもの日に行われた募金活動。
用意されたポスターには、道路に舗装されていないようなアフリカの街角に立つ子どもの写真が。このポスターはスクラッチ仕様になっていて、コインでこすることで別の写真を見ることができます。スクラッチをこすっていくとどんな写真が現れるのでしょうか。
そこに現れたのは、教室の黒板の前に立つ、さきほどの子ども。
あなたがコインを使ってくれたから、この子は学習できる環境を手に入れることができた、そんなメッセージが伝わってきます。そして、スクラッチに使ったコインはそのまま募金へ。スクラッチさせるために出させたコインをうまく利用していますし、スクラッチしてみたい気持ちにさせることでコインを財布から出すことへの気持ちのハードルを無くしています。
さらにアプリでも同じようなものが作られていたようですね。コインでこすることで、同じように変化した画像が見られ、その後募金ボタンが現れる。「With Immediate Effect」(効果がすぐに出る)という名称通りの募金活動ですね。
普通の募金よりコストがかかるだろうことをどのようにするか、がポイントですかねぇ。
- 2012-01-22 (日) 9:13
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