一回の食事に使う塩の量を意識させるための、穴の空いたスプーン「Thai Health Promotion Foundation : LESSSALT」
塩分、摂りすぎていませんか?
日本人も少し多いと言われる塩分摂取量ですが、タイはもっと多い。なんとWHOが推奨する量の2倍も摂取しているんだそうだ。これは健康上好ましくない。
そこでタイ健康増進財団(Thai Health Promotion Foundation)と広告代理店のCJ WORX Bangkokは、穴の空いたスプーンを作った。このスプーンで塩を掬うと、穴から大部分が落ちてしまう。残るのは小さじ1/3ほどだ。
この量が一回の食事で摂取しても良い量。
穴の空いたスプーンでも、何度も掬えば意味がない。
このスプーンが作られたのはそういうことではなく、今までの使用量に比べてこれほどまでに減らさなければいけないということを実際に見て覚えてもらうためのもの。
今後、塩だけではなく適正量の油や砂糖に合った「穴の空いたスプーン」の製作も検討されているようです。
- 2020-01-10 (金) 8:28
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