お酒を運ぶトラックの運転手は飲酒してませんよ!AB InBev / Ambevによる「Responsible Billboards」
ブラジルでは年間50000〜60000人もの人が交通事故で亡くなっているそうです。
その事故の半数にアルコールが関係しているという。
これは由々しき事態です。
そこでブラジルでアルコール飲料を含むドリンク類を販売しているAB InBev / Ambevは自らの配送トラックのペイントを見直すことにした。
これまでは荷台部分とドアの部分に運んでいるアルコールのロゴを描いていた。
全部がバドワイザーだったり、ステラアルトワだったり、そんなトラックだった。
でも、それではいけない。
運転席のところまでアルコール飲料のロゴを描くのは、飲酒運転を想起させてしまう。
そこで、荷台部分はそのままで、人が乗るエリアのペイントを同社が販売するノンアルコール飲料のロゴに変更した。
ペプシだったり、リプトンだったり。
それで飲酒運転が劇的に減ることはない。
しかし、こういう小さな部分からでも、アピールしていくことはアルコール飲料を販売している企業のふるまいとして大事だ。
そもそも、おいしく楽しくアルコールを楽しんで欲しいというのが企業の願いでしょうから。
- 2021-05-26 (水) 7:30
- Video