ホーム > Video > PM2.5で汚れた今日の空気を、チェンマイからのお土産に。タイで行われているキャンペーン「POLLUTION SOUVENIR」

PM2.5で汚れた今日の空気を、チェンマイからのお土産に。タイで行われているキャンペーン「POLLUTION SOUVENIR」

POLLUTION SOUVENIR

タイは観光も重要な産業のひとつだ。
たくさん観光客に来てほしい。一度来た人には、リピーターになってもらいたい。

そんな思いとは裏腹に、近年タイでは大気汚染が非常に深刻だという。特にチェンマイなどの都市部では。

空気のきれいな国や場所では、時々「空気の缶詰め」が売られていることがある。
きれいな空気をそのまま持って帰ろうというものだ。
そんなきれいな空気が自慢の場所なんだと、新たに来てくれる人もいるだろう。

今回チェンマイで行われたキャンペーンもこれと同じ。
その日の空気を瓶詰めにして、PM2.5の値を記入して観光客に持って帰ってもらう。

でもちょっと待って!
空気がきれいならまだしも、汚い空気のお土産は次の観光客を呼ぶでしょうか?リピーターは増えるでしょうか?
答えはいずれもNOでしょう。
ではなぜこんなことをやるのか。

既にチェンマイの大気汚染は世界的に有名で、何もしなければどんどん観光客が減っていくのだろう。
その中で、この汚い空気の瓶はさらに観光客を奪うきっかけになるかもしれないが、「空気がきれいになったらまた来るね!」と観光客に発信してもらうことで世界からの注目度を集め、街として国として大気汚染を改善させなければいけない雰囲気を作っているのです。自分たちがどうにかするぞという決意も含め。

再びきれいな空が戻った時、大々的に世界にアピールしなければいけませんね。
そしてそうなることを願っています。

  • 2019-04-19 (金) 8:31
  • Video

ホーム > Video > PM2.5で汚れた今日の空気を、チェンマイからのお土産に。タイで行われているキャンペーン「POLLUTION SOUVENIR」

検索
Popular Entries
Recent Entries
Recent Comments
タグクラウド
ページ
フィード
 subscribe to my RSS
follow us in feedly
このブログをはてなブックマークに追加
Add to Google
My Yahoo!に追加
Subscribe with livedoor Reader
Add goo
Subscribe with Bloglines
メタ情報

Return to page top