聴覚障害のあるこどもたちに、AIを使って絵本を読んであげるアプリ。ファーウェイによる「Discover the magic of StorySign」
楽しそうなクリスマスの街。
しかし彼女には街の音は聞こえていなかった。
彼女の耳には補聴器が付いていた。
彼女には聴覚障害があったのだ。
だから眠る前の絵本のよみきかせも、楽しめない。
そんな彼女のもとにもサンタさんはやってきた。
サンタさんはどこかで見覚えのある顔だった。
サンタさんは彼女に絵本をプレゼントするが、彼女の顔は冴えない。
読んでもらってもわからないから。
サンタはそれもわかっていた。
彼女とソファに座るとその絵本を広げ、手話を交えて読み出した。
彼女はサンタの手話で笑顔を取り戻すことができた。
サンタさんが帰ったら?
大丈夫、ファーウェイのAIアプリがあるから。
ファーウェイはヨーロッパろう連盟やイギリスろう協会の専門家や慈善団体と提携し、聴覚障害をもつ人のための読み聞かせアプリを開発した。
これ、どんな絵本(今は英語に限られているだろうけど)にも対応するのかなぁ。
聴覚障害を持つこどもの90%の親は聴覚障害をもっているらしく、手話も知らないままの親もいるそうだ。そうなると手話による読み聞かせも難しい。こういうアプリがあると、手話の勉強にも役立つしこどもたちの世界を広げることができる。実際に使ってはいないが、素晴らしいAIの使い方をしたアプリだと言えよう。
→StorySign
https://consumer.huawei.com/uk/campaign/storysign/
→StorySign - Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.storysign.storysign
- 2018-12-05 (水) 8:30
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