聴覚が不自由な人に、生活する上で大切な音を伝えるアプリ「Hearing Aide」
2003年にロシアで聴覚障がい児童の寮が火事になり28人が亡くなった。東日本大震災時も聴覚障がいのある75人が津波で亡くなった。世界には3億6千万人の人が聴覚障がいを持ち、音が聞こえないことが原因のいつ起こるともわからない危険と隣り合わせになっている。そこで考えられたのがこのアプリ。
このアプリは現在Google Playだけでリリースされているため実際に使ってはいないのですが、サイレンや呼びだし音、犬の鳴き声、子どもの泣き声、雷などをバイブレーションとアラームと画面の変化で教えてくれるアプリのようです。近づいた救急車のGPSで反応しているわけではなく、最初に基準音を録音してアプリに覚えさせ、それと同じ音が鳴った時に起動し警告してくれるっぽい(標準は救急車やパトカーなどだけだが、録音した音をアップロードすることで拡張できるみたい)。
アプリによる警告は20秒間。アラーム音も90〜120㏈で鳴るとのことなので、難聴者でも聞き取れるようになっている。最初の設定は本人ができないこともあるだろうが、これがうまく動いてくれるなら、聴覚障がいを持つ人々にとっては大きな安心になるのではないでしょうか(万が一を考えると頼り過ぎてもいけないですけどね)。
※日本でどの程度使えるのかは不明です。
→Hearing Aide - Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.grey.hearingaide
- 2014-06-09 (月) 8:33
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